■出版社 [プランタン出版:プラチナ文庫] ■イラスト [一夜人見] □状態/ A…焼けなし、汚れなし サウディンの皇太子イブン・サーディの小姓となった景生は、実は皇太子暗殺という任務を秘めていた。だが閨での隙を狙った暗殺は失敗、捕えられてしまう。自ら死を選ぼうとした景生だったが、なぜかそのままイブン・サーディの側にいることを許された。改めて暗殺の隙を窺うが、身近に仕えるうち、国を真摯に思うイブン・サーディの気高さに惹かれ始める。任務との板挟みに苦しむ景生は、やがてその想いに向き合うことを決意する。けれど、裏切り者として命を狙われ始め… |