■出版社 [白泉社:花丸文庫BLACK] ■イラスト [鵺] □状態/ A…焼けなし、汚れなし 東京は神楽坂にある老舗料亭『さがわ』の跡継ぎ息子、狭川領一郎は、地方出張の折にバー『深海魚』で艶やかに歌う千種と出会った。ドレスを着てウイッグも付けた姿はまるで「歌姫」だが、千種は間違いなく男だった。その歌声はどんな酔客の心をも蕩けさせてしまい、領一郎もそんな客の1人となった。千種もどうやら領一郎を憎からず想ってくれているようだ。とはいえ領一郎は東京へ戻らねばならず、しかも千種はストーカーに付きまとわれていて… |