■出版社 [海王社:ガッシュ文庫] ■イラスト [みろくことこ] □状態/ A…焼けなし、汚れなし 画家の九条皐月は、このところ猫のように自分をつけてくる少年を愉しみにしている。日に日に間合いをつめてくる彼は、ある日ついに皐月のテリトリーの庭に入った。彼・スズナは、それからは毎日のように庭に来て、楽しそうに皐月のそばで過ごしている。スズナの好奇心に惹かれるようにセックスをし、蜜月のような逢瀬が続く。しかし、スズナは探していたのだ―この庭に埋まっているはずの秘密を…。スズナが暴こうとしていたのは、皐月の代表作『四季』にまつわる謎だった… |