■出版社 [オークラ出版:プリズム文庫] ■イラスト [六芦かえで] □状態/ A…焼けなし、汚れなし 所属する劇団が、さる大富豪から借りていた骨董品の絵皿をうっかり割ってしまった水騎。貧乏大学生には弁償できないような高価なものだと知って弱り果てていると、持ち主の孫の青年から『身体で払いませんか?』と優しく提案される。その青年は、目を疑うほどの美形で洗練された物腰はまさに『貴公子』のようだが、居候するようなってから、ほとんど食事をとらないことや、たびたび深夜から明け方まで出掛けることに気づく。優しげな彼の正体は… |