■出版社 [海王社:ガッシュ文庫] ■イラスト [小山田あみ] □状態/ A…焼けなし、汚れなし 恵渡に幕府が開かれて約百年余り。第八代将軍を務める七條光彬は困惑していた。自分の妻となるべく西の都より輿入れをしてきた御台所との初の対面。現れた御台所は、息をのむほど美しく妖艶で、まさに大輪の華。だが、妻となるその麗人は―紫藤純皓と名乗る男だったのだ。その夜、初夜を迎える覚悟を決め、御台所を組み伏せたはずだった。だが、純皓の濃厚で蕩けそうな手練手管に初心な光彬はあっと言う間に陥落し、凶暴な雄で穿たれてしまい… |