■出版社 [白泉社:花丸文庫BLACK] ■イラスト [陸裕千景子] □状態/ A…焼けなし、汚れなし 振り返れば、最初から不自然すぎだった。緊張しつつ訪れた家。眠りから目覚めた彰は、なぜか和装に化粧を施され湖に浸かっていた。動転する彰の目の前に現れたのは、明らかに異形の男。白金の長髪、深い緑の瞳、何よりその足が地に着いていなかった。彰は彼―竜神に捧げるためにある村が要した"花嫁"だったのだ。怒りを滾らせた竜神に彰は、連日弄虐の限りを尽くされ、圧倒的な力で辱められた。だが、ある日、竜神の心の傷を知り… |